自由遊戯黙示録

フリーゲーム/インディーズゲームをディープに語る

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roguelikeの夕べ:最も古く、最も奥深く

時はまだビデオゲームそのものが黎明期であった1980年。
アメリカの大学で利用されているUNIXコンピュータ上で、大学生達の手によってひとつのゲームが開発された。

ランダムに生成される迷宮の中を探索し、襲い掛かるモンスターや食料の調達に頭を悩ませながら、最下層にある財宝「イェンダーの魔除け」を入手するというゲームである。
ゲームオーバーになったら再び最初からというシビアさ、アイテムの効果が使うまでわからないというスリル、迷宮のランダム性によってプレイするたびに展開が異なり、何度でも飽きることなく遊べるという点が人々の熱中を誘った。

そのゲームの名前は『Rogue』(ローグ)。
『Ultima』『Wizardry』と共に、コンピュータ・ロール・プレイング・ゲームの始祖とされる存在である。

『Rogue』公開から現在に至るまで、『Rogue』の系譜を持つゲームがフリーウェアやそれに近い形で多数公開されており、"roguelike"(『Rogue』風)ゲームという一大ジャンルを形成している。
日本のゲーム・プレイヤーには、チュンソフト社『トルネコの大冒険』『風来のシレン』等の『不思議のダンジョン』シリーズを思い浮かべてもらえば判りやすいだろう。

次に代表的なroguelikeゲームを紹介する。
いずれも一生涯をかけてプレイすることの出来る強敵ばかりである。



○Rogue Clone

rogue_clone.jpg

『Rogue』はソースコードが公開されておらず、一説には紛失されたとも言われている。
そこでオリジナル『Rogue』の動作を解析して『Rogue Clone』(ローグ・クローン)が開発、頒布された。

オリジナルの『Rogue』に最も近く、いわばroguelikeのクラシックだといえる。
グラフィックも当時のままなので、時代に想いを馳せるのもよいだろう。



○NetHack

nethack.jpg

『Rogue』の直系とも言える存在が、『Rogue』のコピーゲーム『Hack』がネットワークを通じて発展した『NetHack』(ネットハック)である。
『NetHack』の世界は『指輪物語』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をはじめとした様々なファンタジー作品を基盤としている。

『NetHack』の特徴はギミックやアクションの多さにある。
例えば、モンスターの「狼男」は銀に弱く、満月の夜にはずっと変身している。
手を拭くのに使うアイテム「タオル」も、「身に着ける」と目隠しになる。
薬の瓶を泉に浸すと薄めて水にすることができる。
といった具合である。

『NetHack』のプレイではプレイヤー自身の「知識」「経験」「運」が物を言う。
非常に複雑なゲームなため、ネットワーク等を介して情報交換が行われたり、スポイラーと呼ばれる攻略文章が執筆されている。
こうした文章に触れるだけでも『NetHack』の奥深さを知ることができるだろう。



○Angband

angband.jpg

対して、『Moria』と言うroguelikeゲームを元に発展したのが『Angband』(アングバンド)である。
『Angband』では、J.R.R.トールキン『シルマリルの物語』に登場する同名の地下要塞が舞台で、地下100階に潜む冥王モルゴスを打ち倒すことが目的となる。

様々な名前の入った強力なアイテムと、ユニーク・モンスターと呼ばれる強敵が数多く登場し、力と力のぶつかり合いが展開される。
アイテムを集めてキャラクターを強化していく育成ゲーム的な側面が強いが、
roguelikeの肝である「死んだら最初から」というルールは『Angband』にも適用されるため、自らの能力を把握し、進むか退くかの判断を的確に下すことが重要となる。

ヴァリアントと呼ばれる派生版が多いのも『Angband』の特徴である。
ヴァリアントにはアイテムやモンスターを追加したもの、システムに改良を加えたもの、果ては世界観までガラリと変えてしまったものなど様々。
日本国内では各種ゲームや漫画・アニメの世界観をごった煮にしたヴァリアント『変愚蛮怒』(ヘングバンド)が人気である。



○Dungeon Crawl

dungeon_crawl.jpg

『NetHack』『Angband』 に次ぐ第3のroguelikeが『Dungeon Crawl』(ダンジョン・クロール)である。
初出は1997年と、roguelikeゲームとしては比較的新しい部類となる。
ダンジョンの奥深く、「ゾットの領域」内で護られている「ゾットのオーブ」を奪取し、地上に脱出することが目的。

「ゾットの領域」の封印を解く為のハードな戦いに加えて、12の神々のうちからどの神を信仰するか選べるなど、独特な世界観が魅力となっている。
ダークな雰囲気ゆえにやや取っ付きにくい面もあるが、後発だけにバランスが良く、知恵と力を駆使した臨機応変なプレイを楽しむことができる。



・関連リンク(Rogue Clone)
Rogue Clone IV
http://rogueclone.sourceforge.net/

へぽぽのソフト工房(Windows用日本語版)
http://www.freak.ne.jp/HEPOPO/soft/


・関連リンク(NetHack)
NetHack Home Page
http://www.nethack.org/

JNetHack Project(日本語訳プロジェクト)
http://jnethack.sourceforge.jp/

JNetHack Home Page(日本語版、旧版)
http://www.jnethack.org/

NetHack Portal
http://nethack-users.sourceforge.jp/

hackaholic
http://www.hackaholic.net/pukiwiki/


・関連リンク(Angband)
Thangorodrim - The Angband Page
http://www.thangorodrim.net/

日本語版 Angband
http://ironhell.sakura.ne.jp/angband/angband/

変愚蛮怒
http://hengband.sourceforge.jp/


・関連リンク(Dungeon Crawl)
Linley's Dungeon Crawl
http://www.dungeoncrawl.org/

ぬるぽ堂 日本語版 Dungeon Crawl
http://crawlj.sourceforge.jp/

だんじょん ひらおよぎ
http://banko.my.land.to/pukiwiki/pukiwiki.php


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  1. 2007/06/16(土) 02:01:25|
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